一条工務店の水に浮く家とは!?【耐水害住宅】
水に浮く家って何!?
今回は聞いただけでインパクト抜群の一条工務店の耐水害住宅の、水に浮く家についてまとめてみました。
- 水に浮く家って?
- 耐水害住宅って?
- いくらで採用できるの?
一条工務店の水に浮く家とは
水に浮く家とは、一条工務店が開発した水害対策が施された家です。
家が水没するような水害に見舞われた時、あえて家を浮かせるという大胆な方法で被害を抑えます。
浮いたら流されるのでは?と思いますが、ポールと家が繋がれているので流されず、水が引いたらほぼ同じ位置に着地するそうです。
出典:一条工務店公式サイトより
一条工務店の耐水害住宅
「水に浮く」は「耐水害住宅」の一部
単純に水に浮かぶ家と聞いただけだと、家の隙間から浸水したりするんじゃないの?などと思うかもしれません。
実は「水に浮く」は、一条工務店の耐水害住宅の対策の一つなんです。
浸水対策を含む下のような対策をした上で水に浮かぶようになっているとのことです。
一条工務店の耐水害住宅
一条工務店の公式サイトによると、この耐水害住宅は世界初で、大きく4つの危険に対する対策が施されています。
①浸水
・床下の換気口からの浸水を防ぐ弁
・壁面防水処理
・隙間を無くした玄関ドア
・高水圧に耐え、水を侵入させない窓(樹脂サッシ)
②逆流
・排水管からの逆流を防ぐ「逆流防止弁」
③水没
・エコキュート
電気部品を高い位置に設置、本体の一部が水没しても稼働する。
・エアコン室外機、外部コンセント、外部電気設備を高い位置に設置
④浮力
屋外の水位が高くなると、建物に浮力がかかり、家が流されてしまうことがあるそうです。
それに対する対策が2種類用意されていて、施主の希望で選択できるとのこと。
水に浮く家はそのうちの一つ「浮上タイプ」です。
・スタンダードタイプ
建物が浮上する危険がある水位になると、床下にあえて水を入れて、水の重さで浮力に対抗します。
・浮上タイプ
この記事で紹介している水に浮く家です。
耐水害住宅の費用、対応シリーズは?
追加費用
耐水害住宅にするためには追加費用がかかり、家の坪数に比例するようです。
はっきりした金額は一条工務店に聞かないとわからないと思いますが、過去にテレビで特集された際、2020年の放送では約100万円と言われており、2021年の放送で実際に建てた方の金額は約70万円と言われていました。
対応シリーズは?
一条工務店にはi-smart、グランセゾンなど、特徴の異なるシリーズの家があります。
グランセゾンでは採用できないというネット上の情報はありましたが、その他のシリーズはわかりません。
実験映像がi-smartのようなのでi-smartは採用できるようです。
(どなたかご存知の方がいらっしゃったら教えていただきたいです。)
でも…怖くないか!??
家が浮かぶというのは、聞くとすごいなーと思いますが、実際にイメージしてみると、…ん?となります。
浮いた時に家の下に漂流物が入らないのか
家が浮いている間にガレキなどの漂流物が流れてきて、家の下に入りこんだらどうなるんでしょう?
そのまま水が引いたら家が傾いたり破損したりするのではないでしょうか?
家が流されるよりマシ?なのかもしれませんが、100万円近く払ってそんなことになるなら残念ですよね。
地震に弱くなったりしないのか
浮上タイプは、通常の基礎から浮かび上がり、その下はコンクリート基礎となっているようです。
平らなコンクリート基礎の上にな通常の基礎が乗っかってるだけ、ということになります。
家が地面と繋がってないので、耐震面で弱くなってないのか気になります。
最後に
私がもし採用するなら浮上タイプではなくスタンダードタイプにすると思います。
浮上タイプは不安が大きいです汗
こちらの一条工務店のウェブサイトで詳しい説明や実験映像を見ることができます。
一条工務店は値引きには応じてもらえませんが、
割引制度やキャンペーンなどを駆使することで数十万円安くすることができます。
最初に知っておかないと数十万円損することも…
こちらの記事で紹介制度など、安くする方法をまとめてます。
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