一条工務店の蓄電池が凄くてうらやましい理由【電力革命】
一条工務店の蓄電池は導入すべき?
どんなメリットがあるの?デメリットはないの?
電力革命って何?
我が家の頃はまだ蓄電池は導入できなかったので、太陽光パネルのみです。
今回は蓄電池、電力革命とは何なのか、太陽光のみ設置している我が家の目線で一条工務店の蓄電池がすごい理由を書きました。
これはうらやましい…
- 蓄電池、電力革命とは
- 蓄電池のメリット・デメリット
- 蓄電池がすごい理由
一条工務店の電力革命(太陽光&蓄電池パッケージ)とは
一条工務店の太陽光パネル
一条工務店はこれまでも自社生産の太陽光パネルを販売してきました。
自社生産だからできる屋根一体型の大容量のパネル、低コストということから、一条で建てた方の採用率は80%を超えています。
しかし、売電単価は年々減る一方で、太陽光パネルを載せるメリットも年々少なくなっています。
※太陽光パネルについてはこちらの記事で詳しく書いています。
電力革命(太陽光パネル+蓄電池)
そこで2019年10月(たぶん10月だったはず…)に一条工務店が発表したのが、太陽光パネルと蓄電池のパッケージ商品である「電力革命」です。
これまでの太陽光パネルに加えて蓄電池もセットで売ります、というものです。
これにより年々減っていた太陽光パネル導入のメリットが、見事に解消されていると思います。
私は他社に比べて圧倒的に安く蓄電池を導入できるというところが一番のメリットだと思っています。
これから一条で家を建てる方は太陽光を載せるなら蓄電池を載せないという選択肢は無いんじゃないかと思います。
次にどんなメリット・デメリットがあるのか詳しく説明します。
電力革命(太陽光パネル+蓄電池)のメリット・デメリット
メリット
停電時も家中の電気が使える
太陽光パネルのみの場合、停電時に使える電気は
・専用のコンセントからのみ(我が家は二口だけ)
・昼間の発電している時間しか使えない
という制約があります。
しかし蓄電池があることで、停電時でも以下のように家全体で電気が使えます。
・全コンセントで電気が使える
・夜間も電気が使える
一条工務店によると、最大5.5kVAまで電気を供給できるので普段と変わらない生活ができるとのこと。
■台風を経験すると…
先日、一条の家に住んで初めて大きな台風を経験しました。
実際は予報よりも弱くなって我が家は停電もありませんでしたが、新築で台風となると恐いし色々心配します。
停電したら「冷蔵庫のコンセントを専用コンセントまで延ばさないと!」とか、「でも冷やせるのは昼間だけだな」とか考えてましたが、蓄電池があればそこまで心配しなくて良いです。
災害時に強い家はいいなと思います。
導入コストが圧倒的に安く、返済も早い!
■太陽光パネル+蓄電池の導入価格
2019年末のチラシの時点では16.8万円/kWと、めちゃくちゃ安いです。
※13.75kWの太陽光パネルの場合。
太陽光パネルの搭載量が少なくなると単価は上がるようです。
どのくらい安いかというと、2020年時点の市場価格は蓄電池なしで29万円/kWです。
蓄電池付きで半額近い金額というよくわからない価格設定になっています。
※赤字覚悟の販売促進のための価格のようなので今後は値上がりしていくことが予想されます。
2020年現在も単価はあまり変わっていないようですが、詳しくは一条の営業さんに確認を。
■太陽光のみの我が家は…
2018年契約の我が家は太陽光パネルのみで
10.08kWで248万円 (24.6万円/kW)
でした。
上記チラシの搭載量の場合、13.75kW×16.8万円/kW=231万円。
搭載量も多い上に蓄電池付きで安いという…
うらやましすぎる…!
■返済までの年数は…
我が家の場合、13年で太陽光パネルの248万円を返済できる予定です。
しかしこの太陽光パネル+蓄電池だと、搭載量にもよりますが10kWで10年以下という情報も…
これは太陽光の売電単価は下がっていますが、下で説明しているような蓄電池による光熱費削減効果もあるため。
電気代が安くなる
電力会社との契約が、夜の電気代が安くなるプランの場合、以下のようなことができます。
■売電単価の高い最初の10年
・昼
太陽光で発電しながら電気を使い、余った電気は売電する。
・夜
料金の安い深夜、電力会社からの電気を買って蓄電。
その電気を発電できない夕方やくもりの日に使う。
※太陽光のみの場合…
「昼」は同じですが、「夜」の部分はできません。
■売電単価が下がる11年目以降
・昼
太陽光で発電しながら電気を使い、余った電気は蓄電池へ貯める。
・夜
蓄電池の電気を使って自給。
※太陽光のみの場合…
昼の「発電しながら電気を使い」で節約はできますが、夜の自給はできないのでその分、蓄電池ありの方が節約できます。
蓄電池が長寿命
一条工務店の情報によると一条の蓄電池は一般的な蓄電池と比べ、2倍の充放電サイクルで、約30年使えるとのこと。
「一般的な」と書かれているのは「三元系リチウムイオン電池」で、使われているのは「リン酸鉄リチウムイオン電池」。
「リン酸鉄リチウムイオン電池」は
・充放電に強い
・安全性が高い(熱暴走が起こりにくい)
・安価
というメリットがありますが、
・小型化が難しい
というデメリットがあります。
ただし、家庭用の蓄電池は外に設置するのでこのデメリットはあまり大きなデメリットではないように思います。
デメリット
一般的には蓄電池の大きなデメリットは「高い」だと思いますが、それがないですね。
30年後はわからない
蓄電池は30年使用可能と言われていますが、実際のところは30年経ってみないとわかりません。
30年間同じように使えるとは思えないし、充放電の効率が年々劣化していくことも考えられます。
一条で太陽光パネルのシミュレーションをしてもらった時は、パネルの劣化も計算されていました。
今は蓄電池のことも考慮したシミュレーションもしてもらえるのでしょうか?
そしてそのシミュレーションには蓄電池の劣化なども考慮されているのでしょうか?
知ってる方がいらっしゃったらコメントいただきたいです。
設置スペースが取られる
上で大きなデメリットではないと書きましたが、外に蓄電池を設置するので多少は邪魔になることもあると思います。
とはいえ、写真を見るとエコキュートほど大きいわけではないし、壁掛けもできるようなので、小さなデメリットだと思います。
既に一条の家に住んでる人は導入できる?
現在は新たに一条で家を建てる人向けの商品のみで、既に一条の家に住んでいる方向けの蓄電池は商品化されていません。
検討中との情報もあるので、情報がわかり次第追記しようと思います。
最後に
正直現時点の価格設定なら蓄電池を導入しない理由はないと思います。
我が家のときに商品化しててほしかったです(笑)
一条工務店は値引きには応じてもらえませんが、
割引制度やキャンペーンなどを駆使することで数十万円安くすることができます。
最初に知っておかないと数十万円損することも…
こちらの記事で紹介制度など、安くする方法をまとめてます。
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