加湿器不要!?一条工務店のうるケアの機能まとめ【ロスガード90】

一条工務店の標準の全館加湿&換気システム「ロスガード90うるケア」。

・室内の温度、湿度をある程度保って換気してくれる。
・メンテナンスフリーで自動加湿してくれる。
など、とっても凄いんです！

今回は「ロスガード90うるケア」についてまとめてみました！

ロスガード90うるケアとは

ロスガード90うるケアって？

「ロスガード90うるケア」いうのは、一条工務店の全館加湿&熱交換換気システムのことです。

ただ空気の入れ替えをしてくれるだけではなく、
・室内の温度・湿度をある程度保持しながら換気
・メンテナンスフリーで自動加湿
をするシステムです。

我が家が一条工務店と契約をした2018年時点のロスガードは「ロスガード90」で、加湿機能はありません。

ネットの情報によると、我が家のロスガード90は第2世代のロスガードのようです。

うるケアはその後、オプションとして登場し、期間限定キャンペーンで無料で付けることができていたようです。
記事執筆時点(2021年)現在はオプション(10万円？)となっているようです。
(Twitterで知った情報です。最新の情報は一条工務店に問い合わせを！)

 

ロスガード90うるケアの機能

※加湿機能のみが「ロスガード90うるケア」の機能で、それ以外は「ロスガード90」にもある機能です。

 

加湿機能

うるケアには加湿機能があります。

一条工務店の家は高気密高断熱なので乾燥しやすいと言われており、そこが一条工務店の弱点の一つでした。

※乾燥のしやすさは環境によって結構違うようです。
うるケアではない我が家の例はこちら。

このうるケアの加湿には、
・自動で給水
・雑菌繁殖の抑制(加湿ユニットの自動乾燥機能)
という機能があります。

加湿ユニットはこのようになっています。

出典：一条工務店公式サイトより

通常の加湿器だと毎日給水したり、フィルター掃除が必要ですが、その面倒さがありません。

これ、めちゃくちゃ良くないですか？

ネット上の評判も見ましたが、過湿機能のオンとオフの状態で比べて、確かに加湿の効果はあるようです。

 

24時間換気

一条工務店の高気密な家の空気を24時間換気してくれるのが、ロスガードです。

 

熱交換・湿度交換

冷暖房で快適にした空気を換気をして不快な空気を家に取り込んでしまっては、せっかくの高気密がもったいないことになります。

ロスガードには、室内の温度・湿度をある程度保持しながら換気してくれる仕組みがあります。

「熱交換換気」、「湿度交換換気」と言われ、熱交換効率は90%、湿度交換効率は80%です。

室内の温度・湿度を回収しながら換気をすることで、
例えば、
室内の空気：20℃
外の空気：0℃
であれば、
外気0℃を室内20℃の90%＝18℃にして取り込みます。

■さらぽかとの違い
湿度に関して少しわかりづらいのが、一条工務店の「さらぽか空調」との違い。
さらぽかは除湿機能がありますが、ロスガード90うるケアは除湿機能があるわけではないということ。

ロスガード90うるケアの場合は湿度交換により、
外よりも室内の方が乾燥してる時に外の湿気を取り込みにくい
ということになります。

■うるケアの場合、熱交換しない設定も
我が家のロスガード90ではできませんが、ロスガード90うるケアの場合は、熱交換をしない設定もできるようです。

それの何が良いのかというと、例えば外の方が涼しくて家の中が暑い時。

熱交換機能が働くと、外の方が快適な温度なのにわざわざ家の不快な温度に近づけて空気を取り込んでしまいます。

我が家は5月6月くらいは家の中が暑くて網戸にして換気をすることがありますが、熱交換をオフにすることができれば、網戸にする機会も少しは減るのかな？と思います。

 

花粉や有害物質を99%カット

ロスガードは、花粉や有害物質を99%カットしてくれるフィルターを通して空気が取り込まれます。

花粉症の方にとっては魅力的ではないでしょうか。

気になる点

ロスガードはダクトを通して各部屋に空気を届けます。

うるケアの場合、加湿した空気をダクトに通すのでダクト内にカビが生えたりしないかというのは少し気にまりますね。

ただ、これまでのロスガードでも梅雨のジメジメした空気はダクトを通っているわけです。
50年経過したダクトがキレイだったという話もあるそうなので、うるケアだからといってそこまで気にすることもないのかもしれません。

 

最後に

一条工務店の弱点の一つ、「乾燥しやすい」がある程度解消されるうるケア。
加湿器の給水と掃除の手間も不要。
採用するかどうか迷いますね。。